ここでは「一瞬たりとも」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「一瞬たりとも」とは?
「一瞬たりとも」は、ほんの一瞬も、という意味になります。
それを強調して用いるための表現で、「この選手の打席は一瞬たりとも目が離せない」といったような使い方になり、それだけその選手の打席には注目だと言っています。
ビジネスシーンでも、「慎重に行わなければいけない作業なので、一瞬たりとも気が抜けない」のように用いられたり、「大切なクライアントからの話なので、一瞬たりとも聞き逃さないようにしないといけない」などと使われています。
「一瞬たりとも」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「一瞬たりとも」は、その意味から、それだけ注意をしないといけないといった場面でよく用いられている表現です。
つまり、それだけ気をつけるように、という使い方になり、先の例のような、「一瞬たりとも気が抜かない」や「〜たりとも聞き逃さない」といったような用い方が多くなります。
誰かに対して使うこともでき、その場合には「一瞬たりとも気を抜かないように」とその相手に伝えることになり、この表現だけでそうしないと困ることになると言っていると考えていいでしょう。
「一瞬たりとも」を使った例文
・『この2人の勝負は一瞬たりとも目が離せない世紀の対決だ』
・『ちょっとした油断が怪我に繋がってしまうので、一瞬たりとも気を抜かないように』
「一瞬たりとも」の類語や言い替え
・『ひと時も』
「一瞬たりとも目が離せない」は、この表現を使って「ひと時も目が離せない」と言い替えることができます。
よって、意味としては一緒だと考えて構いませんが、「一瞬たりとも」とした方がよりその意味を強調できる使い方になっているため、誰かにそのように注意するように、と用いる時にはこの「ひと時も」よりも「一瞬たりとも」と使う方が適しています。
まとめ
「一瞬たりとも」は、ほんの一瞬も、という意味で使われています。
ほんの一瞬もそうしないように、といったように用いることが多く、自分がそうしないといけないという使い方だけでなく、誰かにそういう注意をするために用いてもよく、その時には何かの注意喚起として使う場合が多く見られます。
