「併せてご対応」とは?
仕事の上での会話やメール文におけるこの語句の使用方法や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「併せてご対応」とは?
このフレーズの「併せて」は、メインの用件を依頼したり連絡した後に、関連する追加の用件を依頼・連絡する場合に使われる言い回しです。
この言葉には、最初に依頼した用件と追加で依頼した用件の対応は別々ではなく、「並行してお願いします」「同時にお願いします」といった意味が含まれています。
「追加分も同時に」という意味が含まれている場合、特に期限変更の連絡がない時は追加分も含めて当初お願いしている期限(納期)がそのまま採用されることになります。
「併せてご対応」の仕事の上での会話やメール文における使用方法や、使うときの注意点
このフレーズと共に依頼用件などが追加される場合は、まず技術的・時間的に対応が可能かどうか確認しましょう。
特に時間的対応(納期・期限)は追加の量によっては延長されることなく、そのままの場合もありますので、依頼される側はしっかりと確認しましょう。
逆に依頼する側はむやみに同じ期限内で追加しないように注意しましょう。
「併せてご対応」を使った例文
・『先日送付いたしました資料と併せてご対応願います』
・『報告書は今週中に作成してください。また、添付資料のチェックも併せてご対応ください』
「併せてご対応」の類語や言い替え
このフレーズの「併せて」の言い換えや類語には、「並行して」「同時に」という語句があります。
他にも、「共に」「一緒に」「加えて」「それと合わせて」などの語句の使用が可能です。
また、「ご対応」は具体的な対応内容に言い換えられます。
例えば、「ご協力」「ご確認」「ご一読」などがあります。
この2種類の語句の組合せを状況に合わせて変えることでバリエーションに富んだ言い換えが可能です。
まとめ
このフレーズは主用件の依頼の後で、追加として別の用件を依頼する場合に用いる言い回しです。
「併せて」の言葉のイメージから、追加する用件は主用件と関連の深い用件でないと適切ではありませんので注意しましょう。
