「心配には及びません」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「心配には及びません」とは?
「心配には及びません」とは、ビジネスメールや敬語を使う会話などにおいて「ご心配いただく必要はございません」あるいは「ご不安に感じることなどはまったくない次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。
業務や事業などで係わりのある職務関係者やプロジェクト協力者などに向けて、その時点では何も心配いただくことがない旨について言及することができる言い回しです。
「心配には及びません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「心配には及びません」とは、「ご心配いただくほどのことではございません」ないし「現況におきましては何の問題もない次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。
「そこまでの力はない」さまや「行う理由がない」様子などを示す「及ばない」という語は、「心配」と組み合わせることで「心配するほどのマイナス要素は見当たらない」などというニュアンスで使用されています。
「心配には及びません」を使った例文
・『弊社をご担当いただいております新しい営業部員の方は常にとても真摯にご対応いただいておりますので、まったくご心配には及びません』
・『本プロジェクトを開始した当初は少なくない不備や不具合などが生じておりましたが、現在ではそれらは解消されておりましてご心配には及びません』
「心配には及びません」の類語や言い替え
・『ご心配いただく必要はない状況でございます』
・『すべて計画どおりに進んでいる次第でございます』
・『懸念点などはまったくございません』
まとめ
「心配には及びません」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「今のところ万事順調に進んでおります」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適切に使いこなしましょう。