「朝夕冷え込んでまいりました」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「朝夕冷え込んでまいりました」とは?
「朝夕冷え込んでまいりました」とは、秋の時候の挨拶の言葉です。
夏が終わり、昼は暖かくても気温が下がる朝晩には肌寒さを感じる季節のフレーズで、手紙やメールの書き出しや結びの言葉に使います。
本格的に寒さが到来する冬期間や春先の肌寒さにはふさわしくない言い回しですので、使用する時期には注意しましょう。
「朝夕冷え込んでまいりました」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「朝夕冷え込んでまいりました」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが秋の挨拶状を取引相手に送るとします。
その際、手紙の書き出しに「謹啓 朝夕冷え込んでまいりましたが皆さまお変わりないでしょうか」のように書き添えると丁寧に相手を気遣う表現になります。
「朝夕冷え込んでまいりました」を使った例文
・『朝夕大分冷え込んでまいりました。皆さまにおかれましてはいかがお過ごしでしょうか』
・『朝夕冷え込んでまいりましたので、お身体にはくれぐれもお気を付けください』
・『朝夕冷え込んでまいりました。お風邪など召さぬよう、どうぞ温かくしてお過ごしください』
「朝夕冷え込んでまいりました」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「肌寒さを感じる季節となりました」や「朝夕の風に秋の訪れを感じるようになりました」などに言いかえできます。
また「秋が深まり肌寒さを感じるようになりました」や「秋冷の折」「秋冷のみぎり」「秋の気配が色濃くなってまいりました」という挨拶も使用できます。
まとめ
このように「朝夕冷え込んでまいりました」は、秋の手紙やメールの挨拶文として使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
