ここでは「お日にちが空いてしまいますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お日にちが空いてしまいますが」とは?
「お日にちが空いてしまいますが」は、少し後のことになってしまうと伝えるために使われます。
その意味で、「お日にちが空いてしまいますが、それでもよろしいでしょうか」のように用いたり、「お日にちが空いてしまいますが、その頃にまたお会いできると嬉しいです」などと用いられており、この前者の使い方では、少し後になっても大丈夫ですかと聞いていることになります。
後者は次に会えるのは少し後になると分かっているため、その頃にまた会えればと伝えていると解釈することができますが、どちらも具体的にどれくらい後のことになるのかという点には言及していません。
それについては使った人の感覚で、少なくとも近日中ではないという意味で用いられるので、大まかにでもそれが知りたい場合には、このように使われた時にそれを聞いてみるといいでしょう。
「お日にちが空いてしまいますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お日にちが空いてしまいますが」は、すぐには無理だといった解釈で使われることも多いです。
例えば、BtoCで商品を販売する側がお客様に対し、「入荷までにお日にちが空いてしまいますが、お待ちいただけますか」といったような使い方がそれにあたり、すぐには入荷はできないと伝えている使い方になります。
この手の使い方でも、これだけでは具体的にどれくらいの時間が必要なのかは分からないため、使う側がアバウトにでもそれが分かっている時には、「それには2週間ほど掛かりそうです。
少しお日にちが空いてしまいますが~」のような使い方をするとよく、口語、文章のどちらでも用いられています。
「お日にちが空いてしまいますが」を使った例文
・『こちらに入ってくるまで1ヶ月以上お日にちが空いてしまいますが、お待ちいただけるのでしたら、入荷し次第ご連絡させていただきます』
・『改装工事が終わるまでお日にちが空いてしまいますが、終了後のグランドオープン時にはご来店をお待ちしております』
「お日にちが空いてしまいますが」の類語や言い替え
・『お時間をいただきますが』
何かがすぐにはできないという場合には、こちらの方が直接的で使いやすい表現です。
「その修理にはお時間をいただきますが~」などと使うことが多く、この表現でもどれくらいだと分かっていれば、それをこの前につけて、「1週間ほどお時間を~」のように使ってください。
まとめ
「お日にちが空いてしまいますが」は、少し後になる、すぐには難しいといった解釈で用いられる表現です。
それでも大丈夫か、その時にまたお願いしたいなどという文章にして使うことになり、どれがどれくらい後なのかを添えて使うこともできます。