ビジネスでは時間に関係する重要な言葉がたくさんありますが、ビジネスシーンでよく使われる時間関係の言葉として「時間を問わず」があります。
ビジネス用語の「時間を問わず」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「時間を問わず」とは?
「時間を問わず」とは、「いつでもいい」という意味で使われているビジネス表現です。
「時間を問わず」の「問わず」は質問することという意味から転じて「問題にする」という意味で使われている動詞「問う」に否定を意味する「ず」が付いた言葉で「問題にしない」という意味になります。
「時間を問わず」は時間を問題にしない、つまり「時間は問題にしないのでいつでもいい」という意味で使われる表現です。
条件提示として使う場合は「いつでも構わない」という意味で使われる表現ですが、事実を説明する場合に用いられる場合は「時間を選ばない」という時間に対する配慮のなさを表す意味で使われることもあります。
「時間を問わず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「時間を問わず」という表現には時間に対する柔軟な対応を示す意味が含まれています。
厳密な時間帯を指定しないことで受け入れる幅は広くなりますが、必ずしもいつの時間でもいいわけではありません。
「営業中であれば時間を問わず」のように一定の範囲内で時間的自由を認める場合もあるので注意してください。
「時間を問わず」を使った例文
・『ご注文は時間を問わず受け付けています』
・『ご不明な点がございましたら時間を問わずお気軽にお問い合わせください』
・『時間を問わず世界中から注文が入ってくる』
「時間を問わず」の類語や言いかえ
「昼夜を問わず」はほぼ同じ意味で使えます。
「四六時中」「一日中」は事実を説明する時に用いられる言い方です。
「全日」「終日」はお知らせや連絡にふさわしい表現です。
まとめ
「時間を問わず」は日常的にも見かける機会が多い表現です。
文脈によって意味が変わるので正しく理解して使いましょう。