曖昧に覚えている社会人風の言葉があると、落ちつかない気持ちになるものです。
「節目を迎える」の正しい敬語と使い方、例文を見ていきましょう。
「節目を迎える」とは?
この場合の「節目」とは物事の区切り、記念日をあらわします。
「迎える」はそうした日が、訪れようとしている状況を述べています。
そのため「節目を迎える」で転機がやって来ていること、ターニングポイントに差し掛かっていることを伝えています。
見過ごすことができない、重要なポイントをあらわす言い方といえるでしょう。
「節目を迎える」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
会社や人物の分岐点をあらわすのが、節目という言葉です。
例えば創業50周年がもうすぐ訪れる企業、40歳、50歳、60歳など年齢の区切りを迎える方が頭に思い浮かぶ言葉です。
迎えるは「こちらにやって来るものを、両手で受けとめる」というニュアンスがあるので、未来にある記念行事を述べる際に使います。
過ぎたこと、終わったことは適さない表現なので、これからのことを語りたい時に取り入れていきましょう。
「節目を迎える」を使った例文
・『弊社は来年で創業100周年という、大きな節目を迎えることになっております』
・『50歳という人生の節目を迎えることになりますが、引き続きお願いいたします』
「節目を迎える」の類語や言い替え
似ている言葉に「これを機に」があります。
ターニングポイントをひとつのチャンスに捉えて、前向きに過ごしていきたい時に用いられています。
「50歳になりました。これを機にますます多くのことを吸収して、成長していきたいと考えております」と用います。
言い替えに「創業〇周年を迎えるにあたり」や「次の誕生日で〇歳になるということもあり」があります。
まとめ
「節目を迎える」にまつわる敬語を解説しました。
気になる言葉をその都度学習しておくと、すっきりとした気持ちで出社できます。
言葉の力を磨いて、明日の自信に繋げていきましょう。
