失礼のない敬語になっているか、調べたくなる日本語もあるものです。
「進められればと思います」の適切な使い方と例文、似ている言葉を調べていきましょう。
「進められればと思います」とは?
この場合の「進められれば」とは「進めることができれば」という意味を含んでいます。
可能のニュアンスが込められています。
また「と思います」は、そのように考えていることを述べています。
そのため「進められればと思います」で「進めることができれば、うれしいです」という意味合いになります。
プロジェクトの進行について、自分の意見をお伝えしている文といえるでしょう。
「進められればと思います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
業務の進行がスムーズに進んで欲しい、あるいは当初の計画よりも前倒しで進めて欲しい、このような意見を伝えたい時に思い浮かぶのが「進められればと思います」という表現です。
こちらの希望をソフトに伝えているので、高圧的な言い方をしたくない時に選んでみてもいいでしょう。
一方で「進められればと思います」は少々、分かりにくい日本語です。
聞く人が聞くと責任逃れしているように捉えられてしまうので、その他の言い回しを取り入れていきましょう。
言葉で誤解されないよう、多種多様なフレーズを学んでみてください。
「進められればと思います」を使った例文
・『予定より早めに、進められればと思います』
・『トラブルなど無く、順調に進められればと思います』
「進められればと思います」の類語や言い替え
似ている言い方に「進めていただければと思います」があります。
進行について、こちらから何か意見を伝える時の言い方です。
言い替えに「進めていただければ幸いです」があります。
「幸いです」で締めているので、大人びた言い方になっています。
まとめ
「進められればと思います」を解説しました。
不安に感じるビジネス敬語を丁寧に学んでおくと、仕事場で落ちついた対応が取れます。
できる社会人になるための、基礎にしてください。
