失礼のない表現になっていないか、確認したくなるビジネスフレーズもあるものです。
「お休み中」の正しい使い方と例文、似ている表現をおさらいしましょう。
「お休み中」とは?
この場合の「お休み」とは、会社を休んでいる日をあらわします。
半休や有給を取得している人の、プライベートタイムを示しています。
また「中」はその最中であること、休みの真っただ中をあらわします。
そのため「お休み中」で「仕事を休んでいる日に」と解釈できます。
休日にも関わらず、緊急の用件でメールや電話をかけた時に使われています。
「お休み中」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
緊急の用件ができてしまい、休暇中のスタッフに連絡を入れなければいけない場合もあるものです。
「お休み中」は自社のスタッフに、急ぎの確認を取りたい時に用いられています。
その人しか分からない情報について、取引先から度々連絡が入っている場合など、やむを得ない時に活用していきましょう。
一方で「お休み中」は自分の休みについて、使うのはアウトです。
休まれている方に対する敬称として用いるので、使用できる範囲を確認しておくといいでしょう。
また最近は休んでいる方の権利として、休暇中の業務連絡は控えるように通達されています。
余計なストレスを与えることがないよう、休み明けでも構わない確認事項の問い合わせは控えておきましょう。
「お休み中」を使った例文
・『お休み中に大変失礼いたします。3分ほどお時間よろしいですか』
・『お休み中に関わらず、ご返信いただきありがとうございます』
「お休み中」の類語や言い替え
似ている言葉に「休憩中に」があります。
ランチタイムに内部スタッフの方に、内線で確認する時に使われています。
「休憩中に申し訳ありません」と使います。
言い替えに「お休みのところ」や「おくつろぎのところ」があります。
まとめ
「お休み中」を解説しました。
いろいろなビジネス敬語を勉強していると、適切に日々の業務をこなせます。
爽やかで明るい敬語を習得しておき、気持ちよく日常業務と向き合っていきましょう。