この記事では、「てっきり」の使い方に関して解説します。
「てっきり」とは?
「てっきり」とは、一般的には、自分が確かだと思っていたことが間違いであったことがわかった時に、その驚きを表現するために使われる言葉です。
この言葉はオノマトペの一種であり、擬態語に含まれると考えられています。
昔の競技で的に当たったことを判断する印であった限り(きり)に関連しているというもっともらしい説もあるようですが、定説ではありません。
もっと単純に「適当」や「適切」の「適」がふんわりとした言い方になったと見るほうが納得できるかもしれません。
「てっきり」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「てっきり」をビジネスで使用する場合には、やはり、相手に気をつける必要があるでしょう。
なぜなら、この表現は、一般的にはカジュアルな場面で使うことが多い言葉であるからです。
もちろん、目上の人に対して使うことが間違いということはありませんが、あくまで、相手がどう考えるかにかかっていると言ってよいでしょう。
したがって、安全なのは、使わないことです。
「てっきり」の正しい敬語表現
「てっきり」自体は前述のようにオノマトペなので、敬語に変換する事はできません。
したがって、前後の文章の中に敬語表現を加えることになります。
例えば、「てっきり、いらっしゃらないと思っていました」のようになるでしょう。
「てっきり」を使った例文
・『今日あなたは、てっきり来ないものと思っていました』
・『てっきり雨が降るとおもて、傘を持ってきましたが晴れでしたね』
「てっきり」の類語や言い替え
「てっきり」の類語としては、「絶対」、「確かに」、「必ず」などのようなものがあります。
まとめ
この記事では「てっきり」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「てっきり」を使ってみてはいかがでしょうか。