「労いの言葉をかけていただき」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「労いの言葉をかけていただき」とは? ビジネス用語

この記事では「労いの言葉をかけていただき」について解説をします。

「労いの言葉をかけていただき」とは?

苦労をいたわる言葉をもらって、という意味です。

「労い」は、精神的、肉体的に力を尽くしてつらい思いをしている相手をいたわることです。

「かけ」には、送って相手に届かせるという意味があります。

「いただき」「もらう」の謙譲語です。

自分にとって得となる事柄を他人から受ける意を表します。


「労いの言葉をかけていただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、話し手側が労いの言葉をもらったときに用います。

その言葉をもらってどのような気持ちになったでしょうか。

うれしい、ありがたいという気持ちになったのではないでしょうか。

その気持ちを表す言葉をこの後に続けます。

Aさんは新商品開発で苦労をしています。

理想とする商品があるのですが、なかなかそれが完成しません。

いろいろなものを試しており、苦労をしています。

この姿を見た上司が、「大変だろうけれど、すごく努力をしていると思うよ」とAさんに声をかけてくれました。

Aさんの努力を認めてくれており、いたわってくれたのです。

そのことに対して、苦労をしていたAさんは非常にうれしく思いました。

その気持ちをこの言葉とともに伝えます。

いたわる言葉をもらったときに用いるもので、「頑張れよ」というのとは少し違います。

「頑張れよ」は応援の言葉です。


「労いの言葉をかけていただき」を使った例文

・『労いの言葉をかけていただき、大変うれしく思います』

「労いの言葉をかけていただき」の返答や返信

メールで何か言葉を伝えて、そしての言葉が返ってきたとします。

その場合は返信はしなくてもよいです。

メールの内容にもよりますが、お礼の言葉をもらっただけであれば、返信はしないことがあります。

対面の場合も、ここでやり取りが終わることがあります。

あまり何度も労いの言葉をかけると、嘘っぽく感じられてしまいます。

まとめ

この言葉は、苦労をしている人が、その苦労をいたわる言葉をもらったときに用いるものです。

苦労をしているときに親切な言葉をもらうと、うれしいのではないでしょうか。

その気持ちを伝えてみてください。

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