この記事では「様をはじめ」について解説をします。
「様をはじめ」とは?
ある人の他にも、という意味です。
「様」は、人を表す語、人名、団体名などについて、その人や団体などに尊敬の意を表します。
「はじめ」は「〜をはじめ」の形で使って、多くの中の中心となるもの、先に立つものという意味があります。
「様をはじめ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある人や企業などの他にも、人や企業などがいることを表して用います。
たとえば、お礼を伝えるときに用います。
Aさんはある会社の見学に行きました。
そこで、○○様や他の人にとても親切にしてもらいました。
そのことに対して、後からメールでお礼を伝えることにしました。
そのときに、どの人に親切にしてもらったのかを示すために、このような言葉を用います。
多くの人の名前をあげることが難しいならば、まず代表となる人の名前をあげて、その後に「関係者各位」などその他の人を表す言葉を続けるとよいでしょう。
2、3人くらいならば、それぞれの名前をあげることもあります。
また、報告の際にも使われます。
話し手側が催し物を行いました。
その催し物には、○○様や他の人が訪れてくれました。
この催し物に誰が訪れてくれたのかを報告する際に、こういった言葉を用います。
ひとりひとりの名前をあげる必要がないときにならば、このような表現でも差し支えありません。
「様をはじめ」を使った例文
・『○○会社様をはじめ、多くの企業にご協力いただきました』
「様をはじめ」の返答や返信
お礼のメールをもらったときは、そこで伝えられている内容に対しての返信をしましょう。
返信をすれば、メールを読みました、感謝の気持ちを受け取りましたということが伝わります。
報告の際はその内容を理解しておきます。
世間に対してお礼や謝罪を述べていることもあります。
その場合は、内容を読んだり聞いたりしておくとよいでしょう。
まとめ
この言葉は、多くの人や企業などの中の中心となるものを指して用います。
すべての名前をあげられないときに、このような言葉が使われます。
ただし、ひとりずつを指した方がよい場合は、人や企業などをまとめて表現しないようにしましょう。