「総合的に検討する」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「総合的に検討する」とは?
「総合的に検討する」とは、ビジネストークや敬語での会話などにおいて「全体的な流れから考察する」または「すべてを勘案した上で回答を出す」などという意味合いで用いられている表現です。
数多くの会社や団体などと共に事業や取引などを進めていく上では、その都度判断をしたり決定したりすることもありますが、最終的には総合的な塩梅や様子などを見てから考慮する必要がありますので、上記のフレーズを用いることで細かい点ではなく全般的に判断したい旨について言及することができます。
「総合的に検討する」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「総合的に検討する」とは、「まずは細かい部分については置いておく」ないし「すべてを見た上で考えをまとめる」などという意味合いで用いられている文言です。
一般的なビジネスを進めていくにおいては、一年間を軸に考える場合や、事業や案件ごとに検討を重ねていく場合などがありますが、いずれにしても短期的な流れや経緯などはさておき、長期的、あるいはトータル的な結果や結論などを踏まえて考察しなければなりませんので、大きな区切りにおいては逐一関係者を集めて協議を行う必要が出てくるでしょう。
「総合的に検討する」を使った例文
・『先般完了したプロジェクトにつきまして、早速総合的に検討する場を設けさせていただきたいと思っておりますので、追って会合のお知らせをお送りいたします』
・『御社とのお取引を始めさせていただいてから半年が経過いたしましたが、総合的に検討するにはまだ時間が不十分であると存じております』
「総合的に検討する」の類語や言い替え
・『全体の経緯を見てから判断する』
・『今までの流れをじっくり考慮してみる』
・『全般的な決断を行う』
まとめ
「総合的に検討する」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「細かい箇所は一旦外して全体の流れを熟慮する」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じて丁寧に使いこなしましょう。