「お望み」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お望み」とは? ビジネス用語

ここでは「お望み」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お望み」とは?

「お望み」は、このように使う相手が希望しているという意味で使われます。

「お望みはなんでしょうか」のように用いる表現で、この使い方ではその相手の希望は何かと聞いています。

「お望み通りの結果になったのではないでしょうか」などと用いると、希望通りになったのでは、と言っており、これらの使い方のように、その相手の希望に対し、それは何か、そうなったのでは、といった用い方をよくされています。

この「お望み」という形では自分のそれと使うことはなく、必ず誰かのそれと用いる表現です。


「お望み」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お望み」は、先のように、誰かのそれという使い方になります。

「お望み通りとはいかないかも知れません」のような使い方をしてもよく、その形ではそうとはならないかも知れないが、と続けて用いられることが多いです。

「もしそれをお望みでしたら〜」といったように、そういった希望があれば、という使い方をすることもできます。

ビジネスではそちら向けにした「ご希望」と言い替えることができるので、「ご希望はなんでしょうか」「それをご希望でしたら」などとそちらが使われる場合が多く見られます。


「お望み」を使った例文

・『場合によってはお望みの結果にはならないかも知れませんが、極力それに近づけるよう努力いたします』
・『そのようなお望みでしたら、こちらで何とかできるかも知れません』

「お望み」の類語や言い替え

・『お臨み』
同音になるこちらの「お臨み」は、何かに挑む、またはそれができるという使い方になる表現です。

「体調を整えた上でお臨みください」といったような用い方をすると、それに挑む前には体調を整えておくことをすすめており、「この窓からは海岸をお臨みいただけます」と使った時には、その窓からは海岸を見ることができるという解釈になります。

まとめ

「お望み」は、自分以外の誰かの希望という意味で使われています。

それは何か、その通りになったのでは、といった用い方から、それがそうであれば、などとも使うことができ、ビジネスでは「ご希望」と言い替えて用いる方が向いているので、よくそちらで使われています。

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