この記事では「かねてより希望していた」について解説をします。
「かねてより希望していた」とは?
前から実現を望んでいた、という意味です。
「かねて」には以前からという意味があります。
「より」は動作や作用の起点を表す語です。
「希望」は、あることが現実となることを願うこと、またその願いをいいます。
「た」は、その事柄が今よりも前であることを表します。
「かねてより希望していた」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、前から何かの実現を望んでいる場合に用います。
その事柄が叶ったときに使われる場合が多いです。
「していた」の部分は、「しておりました」とすると丁寧な印象になります。
たとえば、Aさんは違う部署に異動したいと考えていたとします。
これまで営業の仕事をしていたのですが、本当は開発の仕事をしたかったのです。
いつか開発の仕事にかかわることができればと考えていました。
その望みが叶うことになりました。
このことを「〜開発の仕事にかかわることになりました」といったように表現します。
昨日、今日にそれを思ったのではありません。
もっと前からそれは思っていました。
では、いつからそれを思っていた場合に使うのかというと、定義はありません。
1週間ほど前でもやや違和感があるでしょう。
1年以上前であれば違和感はありません。
「かねてより希望していた」を使った例文
・『かねてより希望していた○○を達成いたしました』
「かねてより希望していた」の返答や返信
相手にとってそれが好ましいならば、それを祝福する言葉をかけるとよいでしょう。
誰かが一緒に喜んでくれると、うれしい気持ちが大きくなります。
どういったふうであるのか詳しく話を聞いてみてもよいでしょう。
うれしいことがあると、いろいろと人に話したくなるものなので、あれこれ教えてくれるでしょう。
これから新しいことをする人に対しては、応援の言葉をかけるとよいかもしれません。
まとめ
自分が実現したいことを語るときに用いるものです。
実現したときには、人に話したくなるのではないでしょうか。
聞いてくれる人がいるなら、話してみるとよいかもしれません。