この記事では、「了解しております」の意味や言い替え、例文を説明します。
「了解しております」とは?
物事の内容を把握し、すべて理解していると伝えられるのが「了解しております」【りょうかいしております】です。
相手が何を言いたいか耳を傾けて聞き、尚且つ事情を把握しているためそれほど詳しく話さなくても大丈夫と言える状況で使います。
状況を把握している段階で話の本題に入り、お互いに話したいことを深く話し合っていきます。
このように、自分側が理解している状況で話を進めて、最終的には相手が伝える内容を承認するのです。
「了解しております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
企画内容について説明したいと思うメールがきたときは、「すでに了解しております」と話の内容はすべて把握していると伝えます。
また、取引先との交渉内容は行き渡っているか確認のメールがきたときは「14時に待ち合わせの件について、了解しております」と安心させる気持ちを送るのです。
ただ、相手が伝える内容を理解していない段階で使うと信用のない上辺だけの人と感じさせてしまい、仕事もうまくいかない場合があるので注意が必要になります。
「了解しております」を使った例文
・『会議の日時変更の件、了解しております』
・『了解しております。今日中に資料を郵送いたします』
「了解しております」の類語や言い替え
類語の「承知しております」と十分に内容を理解しているので、時間をかけて説明しなくても大丈夫と面倒な手間をかけなくてもいいと伝えられます。
また、商品の機能性やサービス内容について、すべて意識して理解しているので、順調に流れを進めていけると相手を安心させるとき使うのが「認識しております」です。
「了解」よりも「認識」の方が自分の知識が有る部分を強調させられます。
この類語には「把握しております」があり、相手が説明するまでもなく、しっかり言いたいことは分かっていると伝えられるのです。
まとめ
相手の話す内容はすでに分かっている段階で使うビジネス用語をご紹介しました。
とても相手に好感を与える言葉でもあり、話をいい方向に勧めたいとき使うといいでしょう。
