「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」とは? ビジネス用語

ここでは「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」とは?

「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」は、この表現の前に何かの日程を提示していて、それで都合が悪い時には遠慮なく言ってくださいといった使い方になります。

よって、「こちらの予定としましては、15日13時、または15時と考えておりますが、ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」といったような用い方になります。

よって、この表現を使うには、まずこちらからその相手に何かしらの日程を伝える必要があり、それと一緒に使うことになります。

先に挙げたような例で口語、文章のどちらでも使われていますが、提示する日程が細かい内容になる時には文章の方が向いており、ビジネスシーンでもまま見聞きする表現です。


「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」は、先にこちらが希望する日程を挙げた後に用いることになるため、そちらの中から選んでもらえればそれに越したことはないという意図が少なからずある表現です。

そのためこの表現を使われて、挙げた日程以外でも構わないと伝えられたとしても、できる限りそちらの中から選ぶのが礼儀だと考えてよく、どうしてもそれでは都合が悪い時にはその旨を連絡するという流れになります。

「遠慮なく」としているので、そこまで気を遣う必要はないと考えてしまいがちですが、定型的な使い方なため、額面通りに遠慮なしに返答してしまうのは考えものです。

特にビジネスでは相手側の都合も十分に考慮する必要があるため、それも考えた上で返答を行うのが通例です。


「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」を使った例文

・『先に挙げました日程でご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください』
・『こちらとしましては、12日の午後からと考えておりますが、ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください』

「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」の類語や言い替え

・『ご都合が合わない場合は遠慮せずおっしゃってください』
少し崩した形で、堅くしたくない場合に向いている表現です。

この使い方でも失礼になることはなく、やはりこの前にこちらから日程に当たるものを提示し、それでは都合がつかない時には言ってくださいという意味で用いられます。

まとめ

「ご都合が合わなければ遠慮なくお申し付けください」は、こちらから提示した日程では都合が悪い時には言ってもらって構いませんという意味になります。

できれば挙げた中で決めてもらいたいものの、それが無理なら言ってくださいという解釈で使う表現です。

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