この記事では、「お話しください」の例文や使い方や注意点、言い替えを説明していきます。
「お話しください」とは?
相手に話したいことを聞かせてもらいたいとき「お話しください」【おはなしください】と促します。
こちら側から話して欲しい課題を取り上げてから相手に話す内容を考えさせて、まとまってから話すようにするのです。
例えば、プレゼンする人が新商品についてどこが良いか実際に使った人に感想を述べて欲しいと思うとき使います。
また、グループで話し合うときは、それぞれの意思を伝えてほしいと思ったとき「どうぞ、お話しください」と指示するのです。
「お話しください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
セミナーに集まった人とある課題について話し合っているとき、代表者がもっと色々な意見が聞きたいと思うのが「お話しください」です。
「率直な意見をお話しください」と伝えて、話す機会を与えるのです。
また、今後の商品開発の参考にするため、商品を使ってみた人に「どこが悪かったかお話しください」とお願いします。
ただ、丁寧であっても命令形である言葉ですので、本人が話したくない態度を示すときはしつこく使うと嫌がらせになるので、そのような表情を見せるときは使わないようにしましょう。
「お話しください」を使った例文
・『企業を存続させるには何を改善すればいいかお話しください』
・『データ処理の効率を上げる方法を具体的にお話しください』
「お話しください」の類語や言い替え
類語には「お話頂きたい」があり、丁寧に年上や初対面の人に率直な意見を述べてほしいとき使われています。
また、別の類語にはより丁寧に尋ねられる「お話しいただきます」があり、目上の人や客といった立場の者へ発言してもらうよう敬語で頼む際に使うのです。
また、「話してもらいたい」はこちらから意見や提案が聞きたいと強く相手に思いをぶつけて聞き出すとき使います。
それだけ相手の提案に期待する気持ちをぶつけられる言葉です。
まとめ
話をしてもらいたいと思う場面で使う丁寧な頼み方をご紹介しました。
どういった相手に使えばより自分の気持ちを伝えられるかに注意して使ってみるといいでしょう。