「ご両名」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご両名」とは?
これは、「二人とも」という内容を、敬意を含んだ形で表現した言葉です。
「両名」は、対象となる人物が二人であることを示しています。
そしてその二人の片方ではなく、両方であることを「両名」という言葉で言い表しています。
なお、ここでは接頭語を使って「ご両名」としています。
このようにすると、相手に対して敬意を示すような意味になります。
たとえば、「ご両名にお伝えいたします」や「ご両名にお越しいただきたい」という使い方ができます。
「ご両名」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
たとえば、部長と課長が会話していたとします。
そしてその両者に対して、伝えたいことがあったのです。
このような場面で、「実は、ご両名にお伝えしたい事項がございます」と述べるとよいでしょう。
これにより、二人に伝えたい事項があると、上手に表現できます。
なお、「ご両名」を使う場合は、表現の方法に注意しましょう。
たとえば、「両名」にすると敬意を含まない形にできます。
また、「ご両名様」のように、敬称を組み合わせるような表現方法もあります。
実際の状況に合わせて、適した表現を用いるとよいでしょう。
「ご両名」を使った例文
「ご両名」を使った例文として、以下のようなものが挙げられます。
・『ご両名に注意していただきたいことがあります』
・『ご両名に同席いただければ幸いでございます』
「ご両名」の類語や言い替え
「ご両名」を同じような意味で言い換える場合には、いくつかの方法があります。
たとえば、「二人とも」と言い換える事ができます。
この場合、接頭語を使って「お二人とも」と表現する方法もあります。
さらに、「ご両者」のように言い換える事もできます。
さらに、「お二方」という形で、敬称を使う手段も考えられるのです。
まとめ
これらのことから、「ご両名」をビジネスメールや会話で活用できると分かります。
実際の状況に応じて、上手に活用するとよいでしょう。