ビジネス用語の「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」は人とのやり取りで使う表現ですが、どんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」とは?
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」とは、「聞くことは聞いたがまた後で聞く可能性がある」という意味で使われているビジネス表現です。
話を聞くのが一旦終わった時に使う表現で、これで終わりではなく再び話を聞く可能性がゼロではないことを表しています。
「また」は同じ行為が繰り返されることを意味し「かもしれません」は高くはないがゼロではない可能性が存在していること示す表現です。
今まさに相手から何か聞く機会があり一旦聞き終わったが再び話を聞く機会が訪れる可能性もゼロではない、という未来の可能性を表しています。
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
何か聞く可能性が残っていることを表していますが可能性はそれほど高くなく、何も聞かないケースも十分考えられます。
これで終わりだと断定するのを避ける意味で使う場合もあるのであまり重く受け止める必要はありませんが、話を全て聞き終え次に聞く必要がないのに使うのは不誠実です。
少しでも可能性が残れば相手の負担になるので思わせぶりに使うのはやめてください。
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」を使った例文
・『説明はよく理解できましたが、またなにかお聞きすることがあるかもしれません』
・『またなにかお聞きすることがあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします』
・『聞きたいことはこれで全てですが、またなにかお聞きすることがあるかもしれません』
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」の類語や言いかえ
「またなにかお尋ねすることがあるかもしれません」「またなにか質問することがあるかもしれません」のような言い方だとより具体的になります。
「また何か聞くかもしれない」は敬意が含まれていないカジュアルな言い方です。
まとめ
「またなにかお聞きすることがあるかもしれません」は説明や回答を聞いた後に用いる表現です。
関係をそこで終わらせず後につなげる重要な言葉なので覚えて覚えておきましょう。