この記事では「無償で修理いたします」について解説をします。
「無償で修理いたします」とは?意味
壊れたり傷んだりしている部分を無料で直します、という意味です。
「無償」には、代金をもらわないこと、無料という意味があります。
「修理」は、壊れたり痛んだりして正常な状態ではなくなったものに手を加えて、正常な状態にすることです。
使える状態にすることをいいます。
「いたし」は「いたす」のことで「する」の謙譲語です。
「ます」は敬意を表します。
「無償で修理いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、修理に代金は必要ないと伝える際に用います。
スーツケースを販売している企業についてで説明をします。
ある企業では、自社が販売しているスーツケースを購入から1年間は無料で修理をしています。
キャスターが壊れた、ケースにひびが入った、鍵が破損した、フレームがゆがんだなど、壊れたり傷ついたりしたようならば代金をもらわずに直します。
これをお客さまに伝える際にこのような言葉を使用します。
購入した時点で直接伝えることもあれば、取扱説明書や保証書などに書いておくこともあります。
無償修理の対象はどういったものであるのか、具体的に伝えておきましょう。
条件をはっきりとさせておかないと、修理できないようなものを相談されてしまう可能性があります。
また、対象となる物もはっきりさせなければなりません。
スーツケースといっても、同じ企業がいくつものモデルを販売しています。
無償修理の対象となる商品をはっきりさせておかないと、無償修理をしてない商品を直すようにと相談されてしまう可能性があります。
無償修理の期限が定められているなら、その期限も伝えましょう。
「無償で修理いたします」を使った例文
・『購入から3年間は無償で修理いたします』
「無償で修理いたします」の返答や返信例
商品を購入したときに対面で伝えられている場合は、「わかりました」の意を返すとよいでしょう。
修理の依頼をしたときに無償であると知ったとします。
そのときは修理代金を支払う必要はありません。
修理をお願いしてください。
保証書に書かれているときは、修理をしてくれるのだと理解しておくとよいでしょう。
無償での修理となる条件も書かれているはずなので、その部分も理解しておいてください。
条件にあてはまらないものは無償では修理してもらえません。
まとめ
この言葉は、代金をもらわずに修理をすると伝えるものです。
条件から外れるものの修理をお願いされて、有料であることや修理できないことを伝えると、トラブルの恐れがあります。
修理の対象となる物や期間など条件も伝え忘れないようにしてください。