ここでは「ごもっともなご意見をいただき」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ごもっともなご意見をいただき」とは?
「ごもっともなご意見をいただき」は、自分もその通りだと思う意見を伝えられた際に、その相手にこちらもそう思っていることを伝えるために使います。
そのような意見をもらいましてという解釈になるので、この後に続く文章はその意見によって変わってきます。
例えば、こちらにとって都合の悪い鋭い意見だった場合には、「反省している所存です」などと続けることがあり、こちらに非はないものの、その方がいいだろうと考えている(こちらとしてもそうだと思っている)意見のような場合には、「こちらとしても検討したいと考えています」などと続けて使います。
口語でも使うことができますが、文章で用いられることが多く、一度この後に「ありがとうございます」のような感謝の表現をつけて文章を締め、次に改めて先のような内容を続けていくことも多いです。
「ごもっともなご意見をいただき」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ごもっともなご意見をいただき」は、ビジネスシーンでよく使われている表現で、BtoCの場面でお客様からの意見に対して使うようなことも多いです。
意味が意味なので、痛いところを突かれたといった場合が多くなりますが、それに対してきちんとした返答ができるかがとても大切になります。
その意見が辛らつなもので、こちらも認めざるを得ないといったような場合でも、今後の改善に繋げるためにとても役に立ったといったように続けて返答することが求められます。
その返答に関してはケースバイケースなので、都度それに合った内容を考えた上で真摯に回答してください。
「ごもっともなご意見をいただき」を使った例文
・『ごもっともなご意見をいただき、誠にありがとうございます』
・『ごもっともなご意見をいただき、その通りに改善しようと考えております』
「ごもっともなご意見をいただき」の類語や言い替え
・『適切なご意見をいただき』
この「適切な」としても同じ意味で使うことができます。
ビジネスではどちらを使っても問題ありませんが、「ごもっとも」は堅さがある表現のため、この「適切な」とした方が相手を問わず使うことができます。
尚、こちらで構わないのであれば、意味そのままの「鋭いご意見を~」などと使いたくなるかも知れませんが、さすがにフランク過ぎるため、友人間であればまだしもビジネスでそのような表現は使わないように注意してください。
まとめ
「ごもっともなご意見をいただき」は、その通りだと思う意見をもらったと伝えるための表現です。
このような意味から、この後に続ける文言が大切になるため、そちらまできちんと考えた上で使ってください。