この記事では「こちらで間違いないでしょうか」について解説をします。
「こちらで間違いないでしょうか」とは?意味
話し手が示すもので正しいかを問いかける言葉です。
「こちら」は話し手の近くにあるものを指します。
「こちらをお使いください」のような使い方をするもので、この例の場合だと話し手が持っている、あるいは話し手の近くにある使って欲しいものを「こちら」は指しています。
「間違い」は事実とは違うこと、過ちという意味です。
「ない」は打消しの意を表します。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を尋ねる意になります。
「こちらで間違いないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、話し手が示すもので正しいかを確認してもらうときに用います。
インターネットから注文した商品を客が店舗に受け取りに来たことで説明をします。
ある客がインターネットから商品を注文し、受け取り方法を店舗受け取りにしました。
その商品を取りに客が店を訪れました。
店舗受け取りを選択する客は少なくありません。
そのため、店には客に渡すための商品がいくつか保管されています。
間違えないように気をつけなければなりません。
店員は、その客が注文したものをレジに持っていき、「あなたが注文したものはこれですか」と確認をしてもらいました。
その確認の際にこのような言葉を使用します。
この例の場合だと「こちらでよろしいでしょうか」という表現をすることもできます。
間違いがあっては相手に不都合を与えてしまいます。
そのもので正しいと思われるときでも、確認をするようにしましょう。
確認をしておけば、間違いを防ぐことができます。
「こちらで間違いないでしょうか」を使った例文
・『こちらで間違いないでしょうか。ご確認をお願いします』
「こちらで間違いないでしょうか」の返答や返信例
そのもので正しいかを確認してください。
確認をして正しいと判断をしたならば、「それであっています」「間違いありません」などの言葉を返します。
正しくないようならば、それは違うことを伝えてください。
たとえば、50ml入りの製品を欲しいとお願いしたのに、100ml入りの製品を店員が持ってきたならば、自分がお願いしたものとは違うと伝えます。
「まあいいか」と済ませては、後悔をするかもしれません。
言いにくいかもしれませんが、正しくないときははっきりとそれを伝えましょう。
まとめ
この言葉は、話し手が示すもので正しいかを確かめるために用います。
間違いがないかを聞き手に確認してもらいましょう。
確認というひと手間をかけるだけで、不都合な事態を避けられます。