この記事では「ご活用ください」について解説をします。
「ご活用ください」とは?意味
使ってください、という意味です。
「ご活用」は「活用」を敬意を示す表現にしたものです。
「活用」には、物が持っている機能や人の能力を十分に活かして使うこと、という意味があります。
それを使う人にとって利益となるように用いることをいいます。
「ご」は、他人の行為を表す語につけると、その行為をする人に敬意を表す意になります。
「ください」は、相手に何かをするように求める意を表します。
「ご活用ください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かを使うようにすすめるときに用います。
新商品の紹介についてで説明をします。
A社が新しいドレッシングを販売しました。
このドレッシングを多くの人に使って欲しいので、自社のホームページで商品紹介をすることにしました。
一般的にはドレッシングはサラダにかけて食べるものですが、この新商品はサラダにかける以外の食べ方もできます。
その方法をホームページでは紹介しています。
いろいろな使い方ができるので、ぜひサラダにかける以外の方法でも使って欲しいです。
そして、多くの人に手にとって欲しいです。
その気持ちを「ご活用ください」で表現します。
この例の場合だと、「さまざまな料理にご活用ください」「普段のお料理にご活用ください」などの伝え方ができます。
他にも、話し手が提示するものを使って欲しい場面であれば、この言葉を使用できます。
「ください」は「くださる」の命令形で、人によってはこのような表現をされると不快に感じます。
この場合は「使って欲しい」という強い気持ちを表すためにこのような表現を用いています。
「ご活用ください」を使った例文
・『贈り物としてご活用ください』
「ご活用ください」の返答や返信例
商品紹介のような多くの人に向かって伝えている事柄なら、「こういったものがあるのか」と理解しておくとよいでしょう。
たとえば、この言葉とともにギフト商品の紹介がされている場合、その商品を覚えておくと贈り物をするときに役立つかもしれません。
その物を使わなければならない場面ならば、相手が差し出すものを使ってください。
その物を使わないと不都合が生じるので、使うようにすすめています。
たとえば、水族館のシャチのショーを見るときに、「ご活用ください」とレインコートを渡されたとき、使わないと自分がびしょぬれになります。
まとめ
この言葉は、何かを使うようにすすめるものです。
使って欲しいものがあるときにこのようにすすめます。
無理に使わせようとすると相手を不快にさせるので、その点には気をつけてください。