この記事では「本調査の目的以外には利用いたしません」について解説をします。
「本調査の目的以外には利用いたしません」とは?意味
この調査以外の事柄にあるものを使いません、という意味です。
「本調査」は、今話題にだしている調査を指しています。
「本」には、今問題にしていることという意味があります。
「以外」は、それを除く他の物ごとという意味です。
「利用」は使うことです。
「いたし」は「する」の謙譲語、「ません」は丁寧な打消しの表現になります。
「本調査の目的以外には利用いたしません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、個人情報などの取り扱いについて説明をするときに用います。
何かの調査をするとき、居住地や年齢など個人情報にかかわることを尋ねるときがあります。
個人情報が漏洩しては問題なので、個人情報に関する事柄を尋ねられることに不安を抱く人もいます。
また、調査をする人が悪用をしないか、何かの勧誘をしてこないかも心配です。
たとえば、アンケートに答える際にメールアドレスを知らせたために、「新商品のお知らせ」「お得情報」などアンケートとは関係ない事柄についてのメールが送られてこないかと気になります。
この言葉を伝えておけば、調査をしたときにもらった情報などは、他のことには使わないと調査に協力する人に理解してもらえます。
このようなことをはっきりさせておくと、調査をする人は安心して調査に協力しやすくなります。
大切なことなので、相手にわかるようにはっきりと伝えましょう。
アンケートの場合ならば、目につく場所に記載をします。
小さな文字で隅の方に書いてあるようでは目につきにくいです。
「本調査の目的以外には利用いたしません」を使った例文
・『登録された情報は本調査の目的以外には利用いたしません』
「本調査の目的以外には利用いたしません」の返答や返信例
アンケートに答えるときに、この言葉を伝えられることが多いです。
「こういったことをしています」と伝えているだけで、相手は返答を求めていないので、返答をする必要はありません。
アンケート調査ならば、アンケートの趣旨を理解して調査に協力するとよいでしょう。
個人情報の取り扱いについて不安な点があるならば、調査を行う側に問い合わせをしてみてください。
調査は任意のはずなので、不安があるなら回答する必要はありません。
まとめ
この言葉は、もらった情報をどう扱うのかを明確にするものです。
個人情報を扱うときには、その情報をどうするのか明確にしておきましょう。
もらった大切な情報なので、きちんとした扱い方をしなければなりません。