この記事では「ご手配いただけないでしょうか」について解説をします。
「ご手配いただけないでしょうか」とは?意味
必要なものを用意してもらえないだろうか、という意味です。
それをするようにお願いをしています。
「ご手配」は、その行為をする人を敬って「手配」をいう語です。
他人の行動を表す語に「ご」をつけると、その行動をする人に敬意を表す形になります。
「手配」は、ある物事をする前に手順を決めたり、必要なものをそろえたりすることです。
「いただけ」は「もらう」の謙譲語になります。
「でしょうか」は「だろうか」の丁寧な表現で、はっきりしない事柄を尋ねる意を表します。
「ご手配いただけないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、何かをするために前もって必要なものを整えて欲しいときに用います。
イベント開催のことで説明をします。
イベントを開催することになり、Aさんが担当者として選ばれました。
イベント開催のために、会場、当日スタッフ、会場で使用する物などの用意などをしなければなりません。
Aさん一人でこれらすべてを行うことは難しいです。
そのため、イベント開催のためのチームが組まれ、仲間で協力しあって物事を進めています。
しかし、会場の用意はチーム内の人で行うのは難しかったので、外部の人にお願いすることにしました。
Aさんから外部の人に、「会場の用意をするように」とお願いをします。
そのお願いの言葉として用います。
その行為をする人を敬った表現にしているので、この言葉は自分よりも上の立場のものや外部の人に対して用います。
自分よりも下の立場のものに対しては、「手配をしてもらえる?」「手配をしてもらえますか」などのような言い方にします。
「ご手配いただけないでしょうか」を使った例文
・『お手数をおかけしますが、ご手配いただけないでしょうか』
「ご手配いただけないでしょうか」の返答や返信例
何かを整えるようにと頼まれています。
その物事ができるのならば「わかりました」の意を伝え、できないならば断わります。
できる場合は、何をいつまでに整えておくのか確認をしておきましょう。
ある事柄を行う前に必要なものをそろえておかなければなりません。
できないときは、相手の気持ちに配慮しながら断りましょう。
手配できない理由を伝え、「申し訳ありませんが」など言葉を添えると、相手の気持ちに配慮できます。
まとめ
この言葉は、何かをするためにあるものを整えて欲しいとお願いをするときに用います。
必要なものを前もってそろえてもらうときは、その事柄を行うだいぶ前に伝えておきましょう。
