ここでは「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」とは?
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」は、こちらから何らかの連絡をする際に、その件について既に返答やその内容に応じた行動をとってもらっていた場合には申し訳ないという意味になります。
シチュエーションとして、何かについて連絡が欲しいと伝えていて、それがないので催促のための連絡をする時に、自分以外にそれがあったことを考慮し、このように使うという具合です。
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが、○○についてのご返答をいただきたいと思います。
もし、私以外へ既にいただいている場合には失礼いたしました」などと使うことになり、口語で使うことはあまりなく、このような文章で用います。
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」は、先のようなその相手からの何かの連絡以外に、何かをしてもらおうとお願いしていた時にもよく使われます。
そちらの場合、支払いになる行為をお願いしていて、その確認がとれないので催促を行うといった場合に用いられることが多く、「既にお振込みいただいておりまして、入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが、○日の時点で△△の代金のお支払いが確認できておりません」といったように使われています。
何かの支払いを促す督促状ではおなじみとなっており、支払いから確認がとれるまでのタイムラグを考慮してこのように使うもので、定型文とも言える用い方です。
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」を使った例文
・『外出中のため、入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが、先の件のお返事を本日中にいただきたいと思います』
・『入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが、先月分のお支払いが期日までに確認できませんでした』
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」の類語や言い替え
・『行き違いがありましたら申し訳ないのですが』
同様の意味になる表現です。
この「行き違い」という言葉は「入れ違い」とよく似た用い方をすることができ、同じようにその相手からの連絡を求めていたり、何かを行ってもらう場合に、この表現を使うより前にそれをしてもらっていたのであれば申し訳ないがという使い方になります。
まとめ
「入れ違いのご連絡でしたら申し訳ないのですが」は、その相手との連絡や行ってもらうことに対して、それよりも前にしてもらえていたことを考えて用います。
その場合には申し訳ないとこの表現を使って予備線を張っておくことになり、特に支払いの催促になる時には定型的に使われています。
