この記事では「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます」について解説をします。
「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます」とは?意味
旅が満足できるものとなるように祈る言葉です。
「楽しい旅」は、満ち足りた気持ちになるような旅をいいます。
どういった状態を満ち足りた気持ちになる旅というかは、その人によって異なります。
「ますよう」の「ます」は敬意を表す語、「よう」は想像・推量の意や実現の可能性の意を表す語です。
「お祈り申し上げます」は、祈ることを相手に敬意を表す言い方にしています。
「申し上げます」は「申し上げる」と「ます」で構成されています。
「申し上げる」は「いう」の謙譲語です。
また「ご」や「お」のついた自分の行為を表す語について、その行為の対象を敬います。
「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、旅行会社の人が使用をします。
旅行会社は、お客さまに楽しんでもらえる旅を提供することが仕事です。
そこで、このような言葉を伝えます。
これから旅行をする人に伝える言葉なので、旅行の契約をしてくれた人に対してこの言葉を伝えます。
旅行会社を訪れていても、まだ旅行の契約をしていない人には伝えません。
また、目上の人が旅行をするときにも、こういった言葉を伝えることがあります。
せっかく旅行をするなら楽しんでもらいたいものです。
旅行に出かける人は、楽しむために出かけるはずです。
何も楽しいことがなければ、「旅行に行かなければよかった」と思ってしまうでしょう。
この言葉を伝えると、「楽しんで欲しい」という気持ちが伝わります。
「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます」を使った例文
・『お気をつけていってらしゃいませ。楽しい旅になりますようお祈り申し上げます』
「楽しい旅になりますようお祈り申し上げます」の返答や返信例
好意でこのように述べてくれているので、感謝の気持ちを伝えるとよいでしょう。
「楽しんできます」「お土産を期待していてください」などの言葉を返すこともあります。
お土産については、相手の希望を聞いておくとよいかもしれません。
せっかくなら喜んでもらえるお土産を渡したいものです。
適当に選ぶよりも、本人の希望のものをお土産にした方が喜ばれます。
いやいや旅行に行くことはないと思いますが、「旅行をするのは面倒なんだ」などネガティブな発言は控えることが望ましいです。
まとめ
この言葉は相手の旅が楽しいものとなることを祈る言葉です。
これから旅行をする人に対して述べます。
せっかく旅に出るのなら、楽しいものになって欲しいものです。