ここでは「滅入りがちな日々」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「滅入りがちな日々」とは?
「滅入りがちな日々」は、色々な意味から気が滅入ってしまうような日が続いているという意味で用いられる表現です。
例えば、毎日雨がちな梅雨のシーズンに「気が滅入りがちな日々が続いておりますが〜」と使ったり、何かとよくないニュースが続いているような時期に「何かと気が滅入りがちな日々ですが〜」などと用いるという具合です。
これらのように、この前に「気が」とつけて使われることが多く、そんな中ですがと文章を続けるために用いられています。
ですが、この表現と共に上のような雨が続いている、嫌なニュースばかりだといったようなことと、この後に述べる内容にそれほど繋がりがある必要はなく、「雨ばかりで気が滅入りがちな日々が続きますが、いかがお過ごしでしょうか」のように挨拶文にもよく用いられており、そんな中ですと伝えるだけの文章にして使うこともできます。
「滅入りがちな日々」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「滅入りがちな日々」は、口語で使えないこともありませんが、どちらかと言えば文章向けで、先のような挨拶文にて、またはそんな中ですが、このような状況ですといったような使い方になります。
その後者の例では、「世間的に値上げばかりで気が滅入りがちな日々ですが、こちらもそれに違わず色々と厳しい状況です」などと使うことが多く、このような用い方では挨拶文にする場合とは異なり、この表現で挙げた事柄と関連する内容を続けて文章にするものです。
口語で使うこともできますが、その時には挨拶に用いるのではなく、この例のような使い方で世間話として用いるという具合になります。
「滅入りがちな日々」を使った例文
・『ぐずついた天気が続き、気が滅入りがちな日々ですが、来週のイベントでは張り切っていきましょう』
・『ここのところ何かと出費が重なり、気が滅入りがちな日々が続いています』
「滅入りがちな日々」の類語や言い替え
・『すっきりとしない日々』
天候を対象にして使う場合には、こちらにしてもほとんど一緒です。
「毎日雨がちですっきりとしない日々ですが〜」といったように、そのような使い方の場合には言い替えになる表現ですが、挨拶文にして使うにはあまり向いていないため、そちらでは「滅入りがちな日々」のままの方がいいでしょう。
まとめ
「滅入りがちな日々」は、この前に「気が」とつけて、気が滅入るような日が続いているという意味で用いられます。
そんな中だと伝えるために、または挨拶文に使われており、前者の場合にはこの後にそれに関連した内容を続けて使うことができます。
