ここでは「弊社に手違いがございまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「弊社に手違いがございまして」とは?
「弊社に手違いがございまして」は、このように使った側の会社に間違いがあったという意味になります。
「弊社」としていることから、ビジネスシーンで用いる表現で、その会社が配ったパンフレットに間違いがあったといった時に、「弊社に手違いがございまして、現在修正稿を作成中です」などと用いるという具合です。
その訂正や解決のために用いる表現ですが、お詫びの表現とはなっていないため、それと一緒に「この件につきましては弊社に手違いがございまして、大変申し訳ありませんでした」といったような使い方をすることができ、その間違いをどのように訂正、解決するという内容と合わせて使うのが通例です。
「弊社に手違いがございまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「弊社に手違いがございまして」は、自分の会社側に間違いがあったと認めているからこそ用いる表現です。
先のように、それをどのように訂正すると続ける使い方になるため、それも合わせて文章で用いられることが多いですが、口語でも問題なく使えます。
「間違い」とせずに「手違い」としているため、言葉としては何かの行い方や順番、方法などを間違えてしまったといったニュアンスになりますが、間違い全般に対して使えると考えてよく、特にそのような間違いだった時に向いていますが、間違いの種類はあまり気にせずに用いて構いません。
少し崩すと「弊社に手違いがありまして」となり、こちらの方が合っていると思った時にはこのように使うといいでしょう。
「弊社に手違いがございまして」を使った例文
・『この度は大変申し訳ありませんでした。弊社に手違いがございまして、急いで対応策をとりまとめております』
・『弊社に手違いがございまして、本来4つのところを3つにしてしまいました。本当に申し訳ありませんでした』
「弊社に手違いがございまして」の類語や言い替え
・『弊社側に問題がございまして』
自分の会社側に問題があったと認めて用いる表現です。
そのまま「問題」としているので、どのような問題であっても使うことができ、ここまで畏まらずに、「弊社側に問題がありまして」と同じように崩して用いることもできます。
まとめ
「弊社に手違いがございまして」は、畏まって自社側に間違いがあったと伝えることになる表現です。
「弊社」という言葉からビジネス向けで、何かしらの問題があったという意味になり、そのお詫び、及び解決策などと共に使われます。