ここでは「昨日は遅くまでお疲れ様でした」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」とは?
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」は、前の日に遅くまでその相手を付き合わせてしまった、または遅くまで何かをしていたと分かっている場合に用いる慰労の表現になります。
具体的にどれくらい遅くまでそれがあった場合に使うことができるといった決まりはないため、使う側がそう思えばこう用いて構わず、仕事が絡む場合は定時を2時間、3時間と過ぎた頃まで相手がそれを行っていた、自分も一緒だったという時に使うことが多く、他社や目上の人にも用いても問題ありません。
口語、文章のどちらでも使える表現で、その相手に連絡をとったり、実際に会った時のまず最初の一言としてこのように用いられるのが通例です。
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「昨日は遅くまでお疲れ様でした」は、仕事が絡んだ使い方になる時にはそのまま慰労の表現になりますが、プライベートで遅くまで付き合ってもらったといった場合には慰労というよりも単なる挨拶表現と言った方がよく、そのような用い方もよく見られます。
どちらの場合もそれほど意味を込めて使う表現でもなく、そういうことがあった翌日にうまく使える冒頭のクッションだと考えてよく、普段は「お疲れ様です」や「お世話になっております」とするところをこちらに置き換えるという使い方になり、「昨日」としていることから、その前の日に該当の事柄があった場合にのみ用いることができます。
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」を使った例文
・『昨日は遅くまでお疲れ様でした。お陰でかなり捗りましたので、大変助かりました』
・『昨日は遅くまでお疲れ様でした。またの機会にもお付き合いいただけますと嬉しい限りです』
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」の類語や言い替え
・『昨日は遅くまでご苦労様でした』
この「ご苦労様」とすると、上から下に対して用いる慰労の表現になります。
よって、他社や目上の人には使うべきではなく、仕事やそれに順ずる内容が絡む時に用いることが多いです。
そのような性質から、「昨日は遅くまでお疲れ様」などとあまり丁寧にはせずに使う場合も少なくなく、口語の場合には「〜お疲れ様だったね」のような話し言葉で用いられることもあります。
まとめ
「昨日は遅くまでお疲れ様でした」は、その前の日に遅くまで相手が何かをしていた、それに自分も付き合っていたといった時に用いる慰労の表現になります。
プライベートなそれの場合には挨拶表現の1つとして使われており、そういったことがあった翌日のいい冒頭のクッションになる表現です。