「あってますか」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「あってますか」とは?
「あってますか」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「双方における認識はあっておりますでしょうか」または「お互いの思いは共通していますでしょうか」などという意味合いで用いられている表現です。
元々は別々の会社や組織などと共に足並みを揃えて進めていかなければならないような事業や取引などに取り組んでいく際には、お互いを代表する担当者同士で話を進めていきますが、それらの渦中で相手の理解している内容とこちらが理解している内容が同じかどうかなどについて尋ねることができる言い回しです。
「あってますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「あってますか」とは、「御社のご見解は以下のとおりであっておりますでしょうか」ないし「両者の思いにずれなどはございませんでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
普段から仕事や任務などで付き合いのある関係者や担当者などへ向けて、今話している内容についてはお互いがきっちり把握しているか否かについて問いかけることができる文言で、同時に確かめたい事案の内容などについてもできる限り述べておく必要があります。
「あってますか」を使った例文
・『御社からいただきましたご依頼内容ですが、以下に記させていただきました理解であってますか』
・『先般御社からお話を頂戴いたしました件ですが、メールを転送いたします下記の内容であってますか』
「あってますか」の類語や言い替え
・『齟齬(そご)などはございませんでしょうか』
・『勘違いしている箇所などがあればご教示ください』
・『お互いの思いは一致しておりますでしょうか』
まとめ
「あってますか」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「間違いなどはありませんでしょうか」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じて適材適所で使いこなしましょう。
