この記事では、「お付き合いの程」の使い方に関して解説します。
「お付き合いの程」とは?
「お付き合いの程」を、単語に分解して意味を見て行きましょう。
まず、「交際する」や「いっしょにいる」という意味の「付き合い」に「お」をつけたもの、所有や所属を表す「の」、そして、「状態」を意味する「程」となります。
これらをつなげると「いっしょにいる状態」ということになります。
さらに、平易な表現にすると「もうちょっとお願い」ということになります。
「お付き合いの程」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お付き合いの程」をビジネスで使用する場合に、気を付ける必要があるのは「程」という表現です。
これは、前述のように文章中ではあまり意味がない言葉であり、単に持って回った表現が相手への敬意、あるいはあたりの柔らかさを生じさせるという考え方で使われます。
したがって、無くても良いものをわざわざ付けることに抵抗があるひとには逆効果になるでしょう。
「お付き合いの程」の正しい敬語表現
「お付き合いの程」には「お付き合い」というの敬語表現が含まれていますので、このままでも目上の人に使用するのは問題はありませんが、さらに強い表現にするためには、前後に敬語表現を含む言葉を付け加えることも必要になります。
たちえば、「お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いいたします」のようにすれば問題ないでしょう。
「お付き合いの程」を使った例文
・『もうしばらくお付き合いの程、よろしくお願いします』
・『今後とも、親しくお付き合いの程、よろしくおねがいいたします』
「お付き合いの程」の類語や言い替え
「お付き合いの程」の類語としては、「お付き合いいただきますよう」、「お付き合いよろしく」、「お付き合いを」のようなものがあります。
まとめ
この記事では「お付き合いの程」に関して解説してきました。
このような言葉を使いこなせるようになるために、これを機会にもっと「お付き合いの程」を使ってみてはいかがでしょうか。
