この記事では「お手間を取らせないように」について解説をします。
「お手間を取らせないように」とは？
時間や労力を使わせないように、という意味です。
「手間」は、それをするために使われる時間や労力という意味を持つ名詞です。
名詞に「お」をつけると丁寧な表現になります。
「ない」は打消しの意です。
「よう」は、話し手の決意・意志の意を表します。
「お手間を取らせないように」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、手間がかかるようなことをするときに用います。
できれば、何かをするのに時間や労力をかけたくないです。
やるべき仕事が多いと、そのひとつひとつを素早く片付けていかなければなりません。
あることだけに手間をかけているわけにはいかないのです。
時間や労力をかけていれば、やるべき事柄はなかなか片付かず、どんどんと物事がたまってしまいます。
何かを頼まれると、手間がかかって嫌だなと思うことがあるのではないでしょうか。
そんな思いをさせないようにこの言葉を伝えます。
「できるだけ手間とならないように、話し手の方で努力をする」という意を伝えるのです。
このように伝えれば、相手側は不快になりにくいでしょう。
手間が少ないとわかれば、安心できるはずです。
相手に手間をかけさせるときは、「お手間を取らせてしまいますが〜」といった表現をします。
頼み事をする際に使われる言葉です。
「お手間を取らせないように」を使った例文
・『お手間を取らせないように気をつけます』
「お手間を取らせないように」の返答や返信
状況によって対応の仕方は変わります。
何かを頼まれたならば、それを引き受けることができるのか、できないのかを答えます。
このように伝えてくれていても、多少は手間はかかるかもしれないので、覚えておくとよいでしょう。
断るときは伝え方に配慮が必要です。
「申し訳ない」という意を示すと、相手の気持ちへの配慮を感じられます。
まとめ
この言葉は、他人に手間をかけさせてしまいそうなときに用いるものです。
手間がかかりそうだけれど、できるだけ負担を少なくするつもりであるときに、こういった表現がされます。
