「ご挨拶に参ります」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご挨拶に参ります」とは?
「ご挨拶に参ります」とは、あなたが相手に挨拶をするために訪問することを伝えたいときに使用できるフレーズです。
「参ります」は「行く」の謙譲語ですので「挨拶に行く」をへりくだって言う表現になります。
同じような言葉で「伺う」がありますが、「伺う」は「聞く」「尋ねる」「訪問する」の謙譲語で相手を立てる言い方になります。
「参る」は自分がへりくだることで相手に敬意を払う言い方です。
敬語という意味ではどちらを使っても問題ありませんが、目上の人や敬意を払うべき相手には「伺う」、目下の人や同僚など幅広い相手へ使うことができるのが「参る」と覚えておくと良いでしょう。
「ご挨拶に参ります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご挨拶に参ります」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが取引先に新しい担当者を引き合わせて今後の引継ぎをしたいとします。
その際、「今後は○○が担当としてご挨拶に参りますのでどうぞよろしくお願いいたします」のように紹介すると丁寧でへりくだった印象になります。
「ご挨拶に参ります」を使った例文
・『東京にいらっしゃる間にこちらから一度ご挨拶に参ります』
・『新入社員が10時からご挨拶に参りますのでご承知おきください』
「ご挨拶に参ります」の類語や言いかえ
たとえば「ご挨拶に伺います」や「ご挨拶に参上します」「ご挨拶に伺わせていただきます」などに言いかえできます。
また「ご挨拶に伺わせていただければと存じます」「お目にかかりたく存じます」「ご訪問させていただければ幸いです」なども同様の意味となりますのでシーンや相手先によって使い分けましょう。
まとめ
このように「ご挨拶に参ります」は、あなたが相手に挨拶をするために訪問することを伝えたいときに使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
