「ご調整ありがとうございます」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「ご調整ありがとうございます」とは?
「ご調整ありがとうございます」とは、ビジネスメールや敬語での会話などにおいて「いろいろとお手直しいただきまして感謝しております」もしくは「各種のご修正につきましてお礼申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
「正しい状態にする」さまを表す「調整」という語は、ビジネス上では「不具合を直す」あるいは「各所の条件や希望などをすり合わせる」などというニュアンスで用いられており、上記のフレーズは自社のために骨を折ってくれた相手に対する謝意を示すことができる言い回しです。
「ご調整ありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご調整ありがとうございます」とは、「弊社からのお頼みごとにご対応いただきまして感謝しております」または「さまざまな面でご尽力いただきまして感謝に堪えないと存じます」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネス関係者や業務管理者などへ向けて、業務上の不備や欠陥などを修正してもらえた感謝の気持ちを表明することができる表現で、併せて今後の展開や流れなどについても明記しておけば、より一層丁寧な印象を持ってもらうことができます。
「ご調整ありがとうございます」を使った例文
・『次回開催予定の打ち合わせ日程につきましては、弊社からの希望を汲んでいただいた上でのご調整ありがとうございます』
・『先刻経理システム上で生じておりました障害につきまして、速やかにご調整(いただきまして)ありがとうございます』
「ご調整ありがとうございます」の類語や言い替え
・『手を加えていただきまして感謝申し上げます』
・『こちらの意向を反映していただきまして恐れ入ります』
・『ご対応いただきまして誠にありがとうございます』
まとめ
「ご調整ありがとうございます」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「場を整えていただきまして感謝申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを深く理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
