この記事では「今日の佳き日に」について解説をします。
「今日の佳き日に」とは？
このめでたい日という意味です。
「今日」はこの言葉を伝えているその日を指しています。
「佳き」は「よき」と読み、めでたいという意味です。
「佳い」を「よい」とするのは常用漢字にはない読み方です。
「今日の佳き日に」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、めでたいことがあったときに用います。
入社式や結婚式といっためでたい場でのあいさつで使われる言葉です。
祝電を送るようなら、その中でも使われます。
この後には、喜びの言葉や祝いの言葉を伝えます。
めでたい場なので、明るく前向きな言葉を使うようにしましょう。
忌み言葉といって避けるべき言葉があり、それは使わないようにします。
たとえば、去る、別れる、終わる、消す、流れるなどは避けた方がよい言葉です。
結婚式の場合は、たびたび、しばしばなど繰り返しを連想させるような言葉も避けましょう。
せっかくのめでたい場で、その場にいる人たちは明るく喜びに満ちているのに、忌み言葉を伝えてしまってはその場の雰囲気を悪くしてしまいます。
また、祝われる人は嫌な思いをするでしょう。
これから物事をはじめようとしているときに不吉なことを予感させてしまうと、何かあったときに「あの人のあの言葉があったからだ」と責任を押しつけられてしまう可能性もあります。
「今日の佳き日に」を使った例文
・『今日の佳き日に乾杯』
「今日の佳き日に」の返答や返信
祝電をもらったならば、お礼を伝えましょう。
口頭や手紙で伝えるようにします。
親しい人ならばメールや電話でも差し支えありませんが、目上の人や非常にお世話になった人であれば、手紙で伝えることが望ましいです。
お礼はすぐに伝えるようにします。
手紙を出す場合は、遅くても祝電をもらってから1週間以内に出すようにします。
品物をもらってお返しをしたいという場合は、相手の負担にならないものをお返しします。
まとめ
この言葉は、めでたいことがあったときに用いるものです。
めでたい場の雰囲気を壊さないように、明るい言葉を使うようにしましょう。
そして、忌み言葉は使わないように気をつけてください。
