「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とは?
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とは、ビジネスシーンにおいて「ご送付いただきました○○につきましては無事に受取いたしましたことをご報告いたします」または「無事に受領しましたことをご連絡いたします」などという意味合いで使われている文言です。
先方から送られてきたこちらが望んだものや必要なものなどを無事に受け取った旨を伝える場合に用いられている表現で、本来であればお礼やこの先の展望などを記すべきところを、お礼のみで済ませたい場合に使用されている言い回しです。
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とはのビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とは、「略儀ながらご送付いただきました○○は無事に受け取ることができましたことをご報告いたします」または「まずは受け取ったお礼のみで失礼いたします」などという意味合いで使われている表現です。
業務上で必要なものを与えてもらったり、相手から協力してもらったことで状況が好転した場合などに用いられている文言で、本来であればお礼に加えて、その先の展開や方向性などについても触れるべきところですが、事情により挨拶のみで済ませたい旨を伝える際に使用されています。
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」を使った例文
・『ご送付いただきました商品は無事に受取が完了いたしました。取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします』
・『お願いしておりました書類は本日到着いたしました。取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします』
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」の類語や言い替え
・「一旦お礼のみにて失礼させていただきます」
・「まずは無事に受け取ることができましたことをご報告いたします」
・「略儀ながら無事に受領しましたことをご報告いたします」
まとめ
「取り急ぎ拝受のお礼にて失礼いたします」とは、ビジネスシーンにおいて「受け取ることができましたのでまずは感謝申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解しながら、場面や状況などに応じてそつなく使いこなすようにしましょう。
