「変わらずの」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「変わらずの」とは? ビジネス用語

ここでは「変わらずの」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「変わらずの」とは?

「変わらずの」は、何かの状態、状況などが特に変わっていないという意味で用いられます。

「状況は変わらずのままです」のように、何かの状況がそのようなだと使ったり、「変わらずのスタイルで続けています」と、特に何かに対しての取り組み方を変えていないといったような用い方をすることもできます。

使い方によっていい意味にもそうではない意味にもなる表現のため、後者の特に取り組み方を変えていないといった使い方はそちらになると考えることができ、「雨は変わらずの状態です」などとした時には、あまりよくはない意味の方だと分かります。


「変わらずの」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「変わらずの」は、先のように、その変わっていないことがいいことなのか、悪いことなのかが使い方に変わる表現です。

そのどちらなのかはすぐに分かることがほとんどですが、「試合は変わらずの状況が続いています」などと使った時には難しく、どちらにもとれる用い方の例になります。

それは、変わらずの状態といったその内容が、強豪相手に善戦しているという場合ならいい意味になりますが、それほどでもない相手に今ひとつ押し切れていない状況であれば、とてもいい意味にはならないためで、この表現だけでの判断は難しいと言わざるを得ません。


「変わらずの」を使った例文

・『変わらずの高い気温が続いており、真夏そのものの暑い毎日です』
・『売り上げは変わらずのまま、それほど上がっていないと聞いています』

「変わらずの」の類語や言い替え

・『変わりなく』
「変わらずのまま」と使う時には、こちらに言い替えることができます。

共に「以前と」と頭につける使い方がよく見られ、その場合、そういった状態が続いていると「景気は以前と変わりなく(変わらずのまま)、まだそれほどの回復は見られません」などという用い方をされることが多いです。

まとめ

「変わらずの」は、何かに変わりがないという意味になる表現です。

状況、状態がそのままだと伝えるために用いられ、それがいい意味なのかそうではないのかは使い方次第ですが、場合によってはそのどちらともとれる場合もあります。

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