「嬉しい半面」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「嬉しい半面」とは? ビジネス用語

ここでは「嬉しい半面」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「嬉しい半面」とは?

「嬉しい半面」は、何か嬉しいことがあったものの、そのために別の面ではそうではない点が出てしまったといった場合に用いられます。

例えば、希望者が多いと分かっている何かの抽選販売に申し込みを行い、どうせ当選しないだろうと考えていたところ、それに運よく当たったとします。

ですが、それがとても高額な商品だったことから、「当選して嬉しい半面、当たるとは思っていなかったので、突然結構な出費になってしまった」といったように使う表現になります。


「嬉しい半面」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「嬉しい半面」は、先の例のように、それは嬉しいものの、という用い方になる表現です。

ビジネスシーンでも、普通にこなすことができるキャパを超えた仕事を受注したような際に、「これだけ仕事がもらえて嬉しい半面、当分は残業続きになりそうです」といったような用い方が見られます。

このように、続ける内容はとても嬉しいと言えるものではない使い方になりますが、それほど悪いことでもなく、それを差し引いても嬉しい面の方が大きな場合に用いられています。


「嬉しい半面」を使った例文

・『難関大学に入学できて嬉しい半面、これからもついていけるように勉強し続けないといけないので大変です』
・『係長に昇格できて嬉しい半面、今までより一層仕事に励まなければと思っています』

「嬉しい半面」の類語や言い替え

・『嬉しさ半分』
こちらは、その内容が半分は嬉しく、もう半分は別の感情だといった使い方になります。

そのため、「3位という成績は嬉しさ半分、悔しさ半分といったところです」のような用い方になり、3位でもちろん嬉しい気持ちはあるが、1位や2位にはなれなかったことから悔しくもあると言っていると考えてください。

まとめ

「嬉しい半面」は、何かがあったことが嬉しいと感じるものの、そのためにそうではない別の面が出てしまったといった意味で使われています。

ただし、嬉しさの方が大きい場合に用いられるため、その別の面はそこまで気になることではなかったり、ちょっとした愚痴といったものになることが多く見られます。

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