ここでは「急務となっています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「急務となっています」とは?
「急務となっています」は、急いで行うべきことだという意味で用いられています。
「現在のシステム部では、過去データのDVD化が急務となっています」といったように使った場合、過去データのDVD化が今システム部として急いで行うべきことだと言っており、「これらの書類を綺麗に整理することが急務となっています」と用いれば、それらの書類の整理が急いで行うべきことと使っています。
このようなビジネスシーンで用いられる例が多い表現ですが、それ以外のシーンでも使うことができます。
「急務となっています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「急務となっています」は、先のように、急いで行うべきだという内容を指して使う表現になります。
ビジネスシーン向けの表現ですが、プライベートでも「皆さんからの会費の徴収が急務となっています」などと、それを急がないといけないという用い方をすることがあります。
ですが、そのような場合には「急務です」のように少し崩して使うもので、「となっています」といった語尾は堅く用いる必要があるビジネスシーン向けになります。
そちらでもその場によって「急務となります」などと語尾を変えて使うことがあります。
「急務となっています」を使った例文
・『今現場では会計システムの復旧が急務となっています』
・『次のイベントの開催にあたり、こちらでは参加者の名簿作りが急務となっています』
「急務となっています」の類語や言い替え
・『要務となっています』
この「要務」は、要となる業務という意味で使われています。
そのため、「この部署としては、社員の勤怠管理が要務となっています」などといった使い方になり、その他の業務内容もあるものの、それが要の業務だと伝えるための表現になります。
そのため、主としてビジネスシーンで用いられています。
まとめ
「急務となっています」は、急いで行うべき内容だという意味になる表現です。
何がそれだと伝えるために使われており、ビジネス以外のシーンで用いる時には、「〜となっています」では堅いため、「急務です」のような語尾を崩した形にする場合が多く見られます。
