「身の締まる思い」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「身の締まる思い」とは?
「身の締まる思い」とは、「仕事に対する緊張感・やる気を感じている心理状態」を意味しているビジネス用語です。
「身の締まる思い」は一般的な表現としては、「身の引き締まる思い」という表現で言われることが多くなっています。
「身の締まる思い」は、「入社・転勤・転職・昇進(出世)などのビジネスにおける節目の時」に自分自身のやる気・働く意欲の意志表明として使われる言葉です。
「身の締まる思い」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「身の締まる思い」のビジネス用語は、「ビジネス(キャリア)の節目において気持ちを新たにして頑張ること」を意味して使う使い方になります。
「身の締まる思い」は「入社・就職・転勤」や「昇進・栄転・転職」などの仕事の区切り・節目において使われることの多い言葉です。
「より緊張感と意欲をもって仕事を取り組む決意表明」として、ビジネスメールの書き言葉とあいさつ・会話の話し言葉の両方で使われています。
使うときの注意点は、「いつ使っても良い言葉ではなくて、職場・職位(地位)・人間関係が変わるなどそれなりの変化を伴う節目において使うべき言葉である」ということです。
ビジネス以外では、結婚式のあいさつ・スピーチなどでも使われます。
「身の締まる思い」の正しい文章表現
「身の締まる思い」の正しい文章表現は、「身の引き締まる思い」や「身が引き締まる思い」になります。
「身の締まる思い」の言い方も完全な間違いではありませんが、一般的には「身の引き締まる思い」がよく使われています。
「身の締まる思い」を使った例文
・『大きな仕事の統括責任者を拝命して身の引き締まる思いです』
・『今までの仕事とは異なる部署に移転して身の引き締まる思いがいたします』
・『皆様のご期待を裏切らぬよう、身の引き締まる思いで日々の仕事に尽力して参ります』
「身の締まる思い」の類語や言い替え
「身の締まる思い」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『気持ちを新たにする』
・『気分一新して』
・『緊張感を持って』
・『兜の緒を締める』
・『初心を忘れずに』
「身の締まる思い」は、「新たな職務や役割、仕事を前にして新たな気持ちで緊張感・意欲を持って取り組もうとする前向きな意志」を意味しています。
その意味合いから、「気持ちを新たにする」や「緊張感を持って」、「気分一新して」といった類語に言い替えられます。
仕事を始めたばかりの頃の緊張感を忘れずに取り組むの意味で、「初心を忘れずに」も使えます。
慣用句的な類語として「兜の緒を締める」もあります。
まとめ
「身の締まる思い」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「身の締まる思い」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを知りたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。