「適切に対処」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「適切に対処」とは?
「適切に対処」とは、あなたや相手が何らかの問題に対して必要な措置を講じる際に使用できる言葉です。
「適切」は「その時の状況や物事に対しふさわしいこと」という意味で、数量や範囲などが丁度良いことを表します。
また「対処」とは「ある事柄や状況に応じた態度をとる」という意味ですので、組み合わせて「ある事柄に対してふさわしい処理をする」という言い回しになります。
自分の行動だけでなく相手が取ってくれた行動に対しても使用することができます。
「適切に対処」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「適切に対処」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたの部署が扱っている資料について部下に注意事項を伝えたいとします。
その際、どのように扱うのが正しいのかを伝えるとともに「特に個人情報が載っているものについては、マニュアルに則り適切に対処してください」のように伝えると丁寧な印象になります。
「適切に対処」を使った例文
・『急な現場視察をお願いしてしまいましたが適切に対処していただき有難うございました』
・『ご指摘いただいた問題点ですが、確認したところ適切に対処されておりました』
・『いずれの場合も適切に対処することが必要ですので注意してください』
「適切に対処」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「ふさわしい対処」や「しかるべき対処」「必要十分な対処」などに言いかえできます。
「対処」を言いかえる場合は「措置」や「処置」「対応」「手を打つ」などといった表現も可能ですので、相手との関係やシーンによって使い分けると良いでしょう。
まとめ
このように「適切に対処」は、あなたや相手が何らかの問題に対して必要な措置を講じる際に使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
