ここでは「都合のいい時間」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「都合のいい時間」とは?
「都合のいい時間」は、よくに予定などがなく、空いている時間という意味になります。
「そちら様のご都合のいい時間で構いませんので〜」のような使い方をすることが多く、その相手の予定などがない、空いている時間で構わないので、と言っています。
誰かにこのように使う場合には、その「ご都合」とするのが通例で、「来週の間でご都合のいい時間はありますか」といったように用いて、その間に空いている時間はあるかと訊ねる使い方がビジネスシーンにてよく見られます。
「都合のいい時間」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「都合のいい時間」は、先のように、主としてそれがないかと訊ねるために用いられています。
「○日まで開催しておりますので、ご都合のいい時間帯にお越しください」などという使い方をしてもよく、「都合のつく〜」としても同様の意味になります。
また、こちらのこととして「都合のいい時間に行っても構いませんか」のような使い方をしてもよく、この時には使った側の空いている時間にそうしてもいいかと訊ねています。
こちらの用い方でも、「都合のつく」と言い替えることができます。
「都合のいい時間」を使った例文
・『その時間に合わせますので、○〜△日の間でご都合のいい時間がありましたらお知らせください』
・『こちらの都合のいい時間に行ってみましたが、既に閉店した後でした』
「都合のいい時間」の類語や言い替え
・『ご都合のよろしい時間』
丁寧にするなら、このような形にするといいでしょう。
ただし、「ご都合のよろしい時間がございましたら〜」のように、使う相手のそれを訊ねるために使う表現になり、こちらのこととして用いることはできません。
尚、元の表現でもそうですが、どちらも「時間」と使い、用い方によっては「日時」のことを表しています。
共に分かりやすく、その「日時」と置き換えて使っても構いません。
まとめ
「都合のいい時間」は、相手の空いている時間、またはこのように使う側のそれを指して用いる表現です。
誰かのそれと使う場合には「ご都合」と用い方にするとよく、類語として挙げた形にして使うと更に丁寧になります。
