「厳正に抽選させていただいた結果」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「厳正に抽選させていただいた結果」とは? ビジネス用語

ここでは「厳正に抽選させていただいた結果」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「厳正に抽選させていただいた結果」とは?

「厳正に抽選させていただいた結果」は、不正なく抽選した結果だと伝えるために使います。

つまり、誰かを優先するようなことはしておらず、完全にランダムでの抽選を行ってという意味になり、この後にその結果が続いたり、先に結果を述べ、その後に「厳正に抽選させていただいた結果です」といったように使うこともできます。

ビジネスシーンではあまり見聞きしませんが、BtoCで顧客が対象の何かの抽選を行ったような際によく使われており、不正のない抽選であったことと共に、その結果を伝えるために用いられます。

口語で「厳正に抽選させていただいた結果、残念ながら〜」などと使われることもありますが、文章で結果と共に記載されることが多く、その結果に一切不正はないということを表しています。


「厳正に抽選させていただいた結果」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「厳正に抽選させていただいた結果」と使った場合でも、必ずしも全員が公平な抽選を受けた結果だとは限りません。

それは、抽選の形式によっては応募口数が多い方が有利になったり、それまでにその会社の製品を購入したことがある人が優先されるといったシステムになっていることもあるからです。

そのような場合にはもちろんそれが明記されているもので、それも踏まえた上での「厳正な抽選」ということになります。

例えば、口数が2であれば2倍、3なら3倍といったようにその分だけ当選確率が上がったり、以前からの顧客は抽選確率が何倍かになるといった仕組みだったとしても、元々そういうシステムで、それ以外の不正な要素はないといった意味で使っていると解釈してください。


「厳正に抽選させていただいた結果」を使った例文

・『厳正に抽選させていただいた結果、見事ご当選となりました』
・『厳正に抽選させていただいた結果ですので、あしからずご了承ください』

「厳正に抽選させていただいた結果」の類語や言い替え

・『公正に抽選いたしました結果』
こちらでも意味は同じで、不正にない抽選だったことを表すための表現です。

このような方言はビジネスシーンで使われることは少ないながら、そのような場合には「厳正〜」よりこの表現の方が使われることが多いです。

まとめ

「厳正に抽選させていただいた結果」は、不正のない抽選の結果だと伝えるための表現になります。

あらかじめ当選確率が上がる方法がある場合には必ずそれが明記され、そのシステムの上での抽選という意味になると解釈してください。

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