経験にまつわる表現は、いくつかあります。
「○○で学んだ経験を生かし」の正しい使い方を見ていきましょう。
「○○で学んだ経験を生かし」とは?
「学んだ経験」とはその前にある「○○」で得たキャリア、知識、技術をあらわします。
この場合は「経験を生かし」と繋げているので「これまでに得た宝物をいかしながら」こうした解釈が含まれています。
就職や中途面接の自己PR文に用いられています。
「○○で学んだ経験を生かし」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
こちらの文言はおもに新卒採用の面接、あるいはエントリーシートの作成で用いられる表現です。
企業の担当者から「学生時代に何かアルバイト経験はありますか」と聞かれた場合などに、実際におこなっていた業務内容を紹介できます。
家庭教師のアルバイトを通じて人に教えることの難しさを知った、皿洗いのアルバイトから粘り強さが身に付いたなど、実体験に基づいて得たものを伝えていくといいでしょう。
より具体的なエピソードも盛り込むことで、信ぴょう性もあらわれ面接官の心に響く文になります。
過去の経験から何を感じて何を思ったのか、自分の言葉で表現していきましょう。
「○○で学んだ経験を生かし」を使った例文
・『家庭教師のアルバイトで学んだ経験を、生かしていきたいと考えています』
・『海外留学で学んだグローバルな経験を、生かしていきたいと考えております』
「○○で学んだ経験を生かし」の類語や言い替え
似ている言い方に「○○で学んだ経験を活かし」があります。
「生かす」と「活かす」の使い分けに悩むことがあるかもしれませんが、どちらも誤りではない言い方。
「生」は生命力をあらわし「活」は活力を示してくれる明るい表現です。
また言い替えの表現に「学んだ経験を役立てて」や「培った知識と経験を肥やしにしながら」があります。
まとめ
「○○で学んだ経験を生かし」を解説しました。
過去のエピソードを、次の仕事に結びつけていける明るい言い回しです。
正しい表現を知って、これからの未来を明るく切り開いていきましょう。
