この記事では「〇〇していただいて結構です」について解説をします。
「〇〇していただいて結構です」とは?意味
ある事柄をしても差し支えない、という意味です。
「して」の「し」は「する」のことで、物事を行うという意味があります。
「いただい」は「いただく」のことで、「もらう」の謙譲語です。
「もらう」には、自分にとって利益になることを他人から受ける、頼んで相手にある事柄をさせるという意味があります。
「結構」は、それでよいという意味です。
「です」は「だ」「である」の丁寧な表現です。
「〇〇していただいて結構です」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、ある事柄をしてよいときに使用をします。
他人に対して許可を与えています。
たとえば、セミナーで好きなときに退場してよいという場面です。
このセミナーでは、受講者が好きなときに退場することができます。
最後まで話を聞いている必要はないのです。
退場したい人は、主催者側に一言声をかけてくれれば、すぐに退場をしてもよいです。
そのことをあらかじめ伝えるときに、「いつでも退場していただいて結構です」のような使い方をします。
このように伝えておくと、聞き手はある事柄を行いやすくなります。
「結構です」の部分は「構いません」とすることもできます。
「構いません」は差し支えはないという意味です。
「ません」は丁寧な打消しの表現で、失礼にはなりません。
「〇〇していただいて結構です」を使った例文
・『□の方もいると思うので、〇〇していただいて結構です』
「〇〇していただいて結構です」の返答や返信
ある事柄をしても問題ないので、その事柄をしてもよいです。
許可を与えてくれているので、その事柄を行いたいならば、それを行っても差し支えありません。
その物事を行うときには、一言声をかけた方がよい場合があります。
声をかけた方がよいかは、状況によって判断をしてください。
たとえば、好きなときにお手洗いに行ってよいという場合は、声をかける必要はないでしょう。
まとめ
この言葉は、ある事柄をしても差し支えないという意味です。
聞き手に何かをしてもらっても問題ないことを伝えています。
それをしても問題ないと伝えておけば、相手の方でその事柄を気軽に行いやすくなります。