ここでは「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」とは?
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」は、その相手の都合を確認するための表現です。
この都合とは、どこかに来てもらうため、こちらから訪ねるためといった場合が多く、「是非お伺いしたいと思いますので、〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」のような使い方になります。
「いくつか」としているので、2、3教えて欲しいと伝えており、その中でこちらの都合と合致するものがあれば、それを指定して直接会うなどの約束をするという流れになります。
1つではなく、いくつかと聞いていますが、相手によってはこの日時にして欲しいという1つの回答しか得られない場合もあります。
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」と使って相手の都合のつく日時を尋ねた時に、その通りにいくつかのそれの回答をもらったとします。
例えば、「〇月△日13時、〇月×日14時」といった具合にいくつかのそれが羅列されていたとすると、その上から相手にとって都合がいい順だと考えていいでしょう。
明確に「1:〇月△日13時 2:〇月×日14時」のように記載があった時にはもっと分かりやすく、口語で直接その相手に使う時には相手が話す順番にメモをとっておくもので、その場では「今すぐには分からないので、後でメールでお知らせします」などといった回答の場合もあります。
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」を使った例文
・『ご招待したいと考えておりますので、〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか』
・『営業の者が貴社まで参りますので、〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか』
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」の類語や言い替え
・『〇〇様のご都合のつきます日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか』
ほとんど変わりませんが、ビジネスシーンではこの形で見聞きすることの方が多いです。
「よろしい」とすると、相手によっては無理に丁寧にしている感が出ることもあるため、こちらの表現の方がどのような相手に使ってもおかしくなったり、失礼になることはありません。
まとめ
「〇〇様のご都合のよろしい日時をいくつかお知らせいただけないでしょうか」は、その相手の都合のつく日時を聞くための表現となります。
「いくつか」聞いているため、その中でこちらのそれと合うものがあるか確認するのが目的となり、口語、文章のどちらでも用いられています。