この記事では「あくまでも個人的な意見なのですが」について解説をします。
「あくまでも個人的な意見なのですが」とは?意味
公的でない立場での意見だけれど、という意味です。
「あくまでも」は範囲を限定するさまを表します。
「個人的」は個人に関することという意味で、公的な立場ではない事柄をいいます。
「なのです」は「なのだ」の丁寧な表現で、説明の意を表します。
「あくまでも個人的な意見なのですが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、公的な立場ではない意見を述べるときに用います。
このように断っておくことで、これから述べる事柄は個人的な考えなのだということが伝わります。
どういった立場で発言をしているのかをはっきりさせられます。
新店舗の内装を話し合っている場面で説明をします。
新店舗の内装をこんなふうにしよう、という案がでています。
この案を聞いたAさんは、「自分だったらこうしたいない」という考えを持ちました。
自分がこの店に行ったとき、この部分が不便だと感じたり、こうした方がもっと素敵だと思ったりするだろうなと考えました。
これは個人的な考えです。
そういった個人的な考えを伝えるときに、このような言葉を用います。
「個人的な意見」と前置きをして伝えた意見は、あまり重視されないかもしれません。
「あなたはそう考えているのですね」という程度にしか扱われないでしょう。
「あくまでも個人的な意見なのですが」を使った例文
・『あくまでも個人的な意見なのですが、○○だと感じました』
「あくまでも個人的な意見なのですが」の返答や返信
意見を述べるので、この後に伝えられる事柄を聞いたり読んだりします。
その意見に対して、自分はどう考えるのかを伝えるとよいでしょう。
意見を述べてくれたので、何かしらの反応をします。
反応をすれば、話を聞いたということが伝わります。
何かを話し合っている場面であれば、その意見を取り入れることもあれば、取り入れないこともあるでしょう。
まとめ
この言葉は、自分の考えを述べるときに用いるものです。
これから述べることは自分の考えなのだと前置きをするものです。
どういった立場で意見を述べているのかをはっきりさせられます。
