「ありがたいことに」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ありがたいことに」とは? ビジネス用語

嬉しい気持ちを上品な言葉に直していくと、周囲と円満な関係を結べるようになります。

「ありがたいことに」の使い方を見ていきましょう。

「ありがたいことに」とは?

「ありがたい」「有難い」とあらわし、かたじけない気持ちを表現しています。

「かたじけない」とは、嬉しい言葉をかけてもらった時の申し訳ない気持ちをいいます。

謙遜した気持ちを表現しているのが「ありがたいことに」といえるでしょう。

お褒めの言葉をいただいた時、好調であることを、低姿勢で伝える時に用いていきましょう。


「ありがたいことに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

知っていると明るい会話ができるのが「ありがたいことに」です。

こちらの文言には、恵まれた状況に感謝するという意味があります。

「周りの方々のサポートの甲斐があって」こうした訳も含まれているので、控えめに良い状態をお伝えできます。

反対に異議を申し立てる時、マイナスの出来事を伝える際には適さない表現です。

配慮しながら使っていきましょう。


「ありがたいことに」を使った例文

・『ありがたいことに、ご予約はひと月先まで埋まっております』
・『ありがたいことに、弊社の株価も急上昇しております』

「ありがたいことに」の類語や言い替え

似ている表現に「おかげ様で」があります。

「おかげ様で」は感謝の気持ちをあらわす言い方です。

周囲の支えてくれる方々にお礼を伝える時に取り入れられています。

「おかげ様で売れ行きも好調です」と用います。

このほか言い替えの表現に「幸いなことに」があります。

「幸い」という明るい表現が入っているので、肯定的な言い方になっています。

「幸いなことに、県外からいらっしゃるお客様もいます」「幸いなことに、営業成績はうなぎ登りです」と嬉しいニュースをお伝えする際に適しています。

爽やかな笑顔とともに、用いていきましょう。

まとめ

「ありがたいことに」を解説しました。

語彙力を鍛えていき、仕事場で活躍できる人になっていきましょう。

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